2006年10月02日

季節と睡眠

 ある記事に、「睡眠時間は冬に長く、夏に短く、
就床時刻は冬に早く夏に遅く、起床時刻は冬が遅く、夏が早く、
昼寝時間は夏に最も多い。」というものがありました。

 最初、当たり前じゃないか。と思いました。
ところが、時間が経つにつれ、当たり前なのだろうか?
と疑問になってきたのです。

 冬は布団にもぐり込んでぐっすり眠れる、
夏は暑くて寝苦しいので、よく眠れない、
冬はなかなか陽が出ないから目覚めは遅く
夏は早くから明るくなるので目覚めが早い
というイメージを私は持っていました。

 でも、考えてみれば家には暖房も冷房もあるのですし
夏はエアコンで昔とは違う寝やすさです。
夏の日の出が早いと言っても
カーテンが閉められていて日差しが部屋に
入ってくるわけではありません。

 では、一体どういうことなのでしょう。


 500名の主婦(平均年齢45.3歳)を対象にした、
ダイキン工業の調査によると夏の平均睡眠時間は5.8時間。
他の季節に比べ0.7時間、短い結果になったそうです。
やはり、夏の睡眠時間が短い、冬の睡眠時間が長いのは
確かなのでしょう。

 この調査で面白いのは、エアコンの設定温度について
半数以上の家庭でもめたことがあり、
その際の最終決定権は圧倒的に「主婦」(61.2%)が
握っている結果になったそうです。
どこの家庭も同じなのですね。

 ところで今の季節。イメージはぐっすり眠っているのですが
よ〜く考えてみると、涼しくなったから起きにくいというより
熟睡感が薄いから、もう少し布団にいたい。
という思いが強いのではとも思い始めました。

 6時間睡眠で規則正しく生活したいと考えているのですが
起床時間が遅くなっている現実があるのは事実です。
熟睡していないから自然に睡眠時間が長くなってしまう
という気もしています。


 いろいろ調べてみると「冬になると夏と比べ、睡眠が長くなる。」
これは人間にも、クマなど冬眠するほ乳類と同様の身体機構が
備わっているため、日が短くなってくると、食欲の増進、
活動性の低下(軽い憂うつ感)、睡眠時間の延長がみられるからだ
というものがありました。

 また冬は寒さが刺激となり、筋肉の緊張が増したり、
皮膚表面の血流量が低下し、睡眠中の深部体温が
下がりにくくなるため熟眠感が得られないことが多く、
寝起きが悪くなり睡眠時間も長くなるというのもありました。

 ほかには、夜になると睡眠に関連するホルモンのメラトニンが
分泌されますが、メラトニンは目から入る光が少なくなると、
脳内の松果体から分泌されるため、夜が長く昼が短い冬は
メラトニンの分泌量が増加し睡眠時間が長くなり、
日が長く夜が短い夏は、これに応じて、
睡眠時間が短くなるというものもありました。

 反対に寒くて日照時間も短い冬は、外出する機会が減り、
午後の太陽を浴びない日が多くなるため、メラトニンの量が少なく、
熟睡度が低下してしまい睡眠時間が長くなるというものもありました。


 いずれにしても原因があって結果があるのは確かなようで
ぐっすり眠っているから冬の睡眠時間が長い・・・
のではないようです。

 では、寒くなってからも熟睡するにはどうすれば良いのか?ですが

 1)布団を暖めよう!
  先日、テレビで小朝さんが
  乾燥機で布団を暖めて寝ているという話をしていました。
  これなんでしょうね。
  寒さが刺激となって筋肉の緊張が増したり、皮膚表面の
  血流量が低下しないように、乾燥機で布団を暖めたり
  天気の良い日には布団を干したりすることが
  大切なのは間違いないでしょう。

 2)太陽の光を浴びよう!
  太陽の光は、やはり命の源。
  メラトニンのことを考えても、しっかり覚醒するためにも
  太陽の光を浴びて困ることはないようです。
  日の出前に起きる場合は、仕方ないですから
  部屋を明るくして、覚醒するしかないでしょう。

 3)昼寝の上手な活用を!
  長く床の中で過ごしても、実際に眠れる時間は
  あまり変わらないし、睡眠が分断されたりして
  熟睡感が得られなくなります。
  熟睡感が薄いから、もう少し布団にいたい!
  という場合はきっぱり諦めて起きることにして
  寝不足感を昼寝で補う方が効率的だと思われます。

 4)規則正しく生活することを諦める?
  クマなど冬眠するほ乳類と同様の身体機構なんて
  話もあるワケで、規則正しい生活を送ることは
  大切ではあっても、自然の摂理には反してしまうことになります。
  体が求める睡眠の変化に合わせて、季節ごとに少しずつ
  生活リズムを変えた方が良い。としたほうが
  無理が無いように思います。

 暖かくして、日差しを愛おしむ。でも無理はしないで自然体。
そんな暮らしがいいようです。

※松果体は下等な動物では第3の眼とも呼ばれます。
 また、その位置から、頭頂眼とも呼ばれます。
 眼は左右一対の器官ですが、松果体は正中線上に存在する
 不対の器官。松果体が光受容能をもつことはよく知られていますが、
 視覚情報の受容器というよりは明暗を検知し、
 この光情報を松果体がもつ別の機能系(内分泌機能など)に
 伝達すると考えられています。


ビデオ制作は映像制作会社いちばん
posted by fujita at 19:47| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 季節と睡眠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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