2010年03月17日

体内時計誕生のしくみ

 外光を遮断した部屋に人を入れても、
夜になったら眠り、朝になったら目が覚めると言われています。
それは、生物の体内に時を刻む仕組み=体内時計が備わっているからで、
睡眠、快眠にとってはとても大切な仕組みと言えます。

 体内時計は、ほぼすべての細胞に備わり、
睡眠だけでなく血圧など生理機能にも重要な役割を果たしています。
ところが、何時そのような仕組みが生まれるのかは判っていませんでした。
それを大阪大の八木田和弘准教授らのチームが、
試験管の中で体内時計を再現できたことで、
胚性幹(ES)細胞が別の細胞に分化する過程で体内時計が発生すると
突き止めました。

 マウスの細胞を使った実験では、胚性幹(ES)細胞のままでは
体内時計は発生しません。しかし別の種類の細胞に分化させると、
24時間周期のリズムが刻まれるようになり、約2週間で体内時計が
作られると確認できました。

 世の中には判らないことが一杯ですが、
体の仕組みにしても、まだまだ判らないことが一杯なのだと思います。
「快適に眠るには?」という一つの疑問・課題を考えただけでも、
判っていないことが沢山あるのだと気づきます。
八木田先生の研究のように、研究者の手で少しずつ解明されることで、
更なる快眠法が生まれてくる、そんな期待が高まります。
posted by fujita at 14:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サーカディアンリズム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/143884256
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。